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リハビリテーション科

教育体制について

より専門的かつ包括的なリハビリテーションを提供できるように、出張による研修会への参加、資格取得を推奨しております。また、セラピストの専門性や社会性について段階的な成長を促すことができるようにフォローできる体制をとっております。グループ・法人内・院内・リハビリテーション科内での勉強会を積極的に開催し、所属病院以外のスタッフとの情報交換やスキルアップを図ることができるように取り組んでおります。

研修会・勉強会・合同勉強会・管理者研修

リハビリテーション科勉強会・年間スケジュール

2022年度(4月-3月)勉強会 実績

リハビリテーション科 勉強会

新人教育プログラム・ラダー(スキルアップ)制度

新人教育プログラム

ラダー(スキルアップ)

キャリアラダー

機能別で学べる事(予防期~終末期まで)

リハビリテーション科の取り組み

  • 急性期から慢性期までの流れを経験できる
  • PTOTSTがスタッフルームを共有し職種間の情報共有がしやすい
  • 義肢装具会社・福祉用具業者と定期的な関わりがあり相談ができる環境がある
  • 研修会・勉強会が充実している
  • 職員教育ではOn-The-Job Training(以下OJT)による知識・技術の向上が図れる
  • 経験年数に応じての役割がある
  • 各学術集会での発表を行っている
  • 実習生の受け入れをしており指導を通しての学びを深めることができる
  • 退院支援を多職種で検討する場があり、また、質の担保として「ユニット制度」をとっている

※「ユニット制度」とは、回復期60床をA・Bユニットに分けてA・Bそれぞれにリーダーとメンバーを配置し、ユニット内でプログラム立案や退院支援などを進めていく。

  • 地域支援事業への参画に力をいれている

※地域支援事業については、リハビリテーション科「実績」の「地域支援事業への参画」をご参照ください。

職員の有する資格

資格について

回復期セラピストマネージャー

求められていることは、入院患者さま及びそのご家族に対する質の高いリハビリテーションの提供は当然のこと、人的・環境的リスクに関するリスク管理及び多職種との協働、さらに病棟運営に寄与し組織管理を実践できることです。
セラピストマネージャーの要件として、回復期リハビリテーション病棟の質の向上に強い意志を有し、施設長の推薦と実務経験8年以上などがあります。研修は6日間×3回の18日間が必要で、最後に認定試験を通過すると、回復期リハビリテーション病棟協会会長名で認定証の交付を受けます。セラピストマネージャーは、その使命を遂行するために、院内外に向けて必要な情報やそれぞれの回復期病棟の目指す方向を示し実践し続ける責任があります。(回リハ協会のHPに認定までの流れと研修の講義実績あり)

がんのリハビリテーション

患者さまの回復力を高め、残っている能力を維持・向上させ、今までと変わらない生活を取り戻すことを支援することによって、患者さまの生活の質(QOL)を大切にする考え方に基づいて行われる。研修を終えたスタッフが担当させていただきます。

臨床実習指導者講習会 修了者

実務経験4年以上の理学療法士、作業療法士
実習指導者は、理学療法・作業療法に関し担当の経験を有する理学療法士・作業療法士とし、免許を受けた後5年以上業務に従事したものであり、かつ次のいずれかの講習会を修了した者であること。
・厚生労働省が指定した臨床実習指導者講習会
・厚生労働省及び公益財団法人医療研修推進財団が実施する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設教員等臨床実習指導者講習会
・一般社団法人日本作業療法士協会が実施する臨床実習指導者中級・上級研修

3学会合同呼吸療法認定士

3学会(特定非営利活動法人 日本胸部外科学会、一般社団法人 日本呼吸器学会、公益社団法人 日本麻酔科学会)から選出された委員により構成されている「3学会合同呼吸療法認定士認定委員会」が受講資格を有すると判定した者のうち、同委員会が実施する認定講習会の課程を履修したのち、同委員会が施行する認定試験において一定の合格基準に達した者に与えられるものです。
与えられた資格は認定更新制度により、呼吸療法のさらなるレベルアップと生涯学習の促進を図るために5年毎に更新を行うことになっています。

日本理学療法士協会 認定理学療法士

日本理学療法士協会の学習制度であり、登録理学療法士取得後に、より高い専門性を兼ね備える「スペシャリスト」の育成のためのプログラムを履修した者。

日本作業療法士協会 認定作業療法士

作業療法の臨床実践、教育、研究及び管理運営に関する一定水準以上の能力を有する作業療法士を本会が認定したものをいいます。

生活行為向上マネジメント(以下MTDLP)指導者

MTDLPとは、日本作業療法士協会では,2008 年度厚生労働省老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)を基盤に、国民にわかりやすく地域包括ケアに貢献できる作業療法の形を示すためにMTDLPを開発した。MTDLP は、作業療法士の包括的な思考過程をわかりやすく表したもので、対象者の24 時間 365 日をイメージしつつ、本人のしたい生活行為に行動計画の焦点があたるよう設計されている。
「MTDLP 指導者」とは、MTDLPを実践、推進、指導できる者」と定められています。
2020年4月現在でMTDLP指導者は全国で193名となっています。

キャラバン・メイト

全国キャラバン・メイト連絡協議会では、都道府県、市区町村など自治体と全国規模の企業・団体等と協催で認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイト)を養成します。 養成されたキャラバン・メイトは自治体事務局等と協働して「認知症サポーター養成講座」を開催します。

兵庫県作業療法士会 認知症臨床作業療法士

当会においては、兵庫県の認知症政策に合わせて、作業療法士が医療・介護施設や地域で認知症の方に関わることによって、生活障害の改善や住み慣れた地域でいきいきと暮らし続けることができるよう「役に立てる作業療法士」の育成を図っています。全5日間の研修を受講した者が所得する資格となります。